筋トレでポジティブ思考になれる理由と科学的根拠を私の実体験から解説。

筋トレ ポジティブ
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こんな悩みを持つあなたに

  • 筋トレするとポジティブになれるって本当?
  • マイナス思考な自分をプラス思考にかえたい!
  • なぜ筋トレするとポジティブになるの?

そんな悩み疑問を解決する記事を書きました!

生きていく上で考え事悩み事はつきものですよね。

ついつい物事をネガティブに考えてしまって心が沈んでしまう。なんてこともあるのではないでしょうか?

でも大丈夫です。

筋トレをすれば物事をポジティブに捉えることができるようになり、より良い人生に歩めるようになります。

「たかが筋トレでそんなわけないでしょ」

そう思うかもしれません。

ですが、実際に私は筋トレを始めてから超ポジティブ人間になりましたし、科学的な観点からも筋トレをすることで前向きな気持ちになる作用がわかっています。

この記事では「なぜ筋トレでポジティブになれるのか?」

を私自身が筋トレで感じたことや科学的な観点から紹介しています。

この記事でわかること

  • 筋トレがもたらすポジティブ思考
  • 筋トレでポジティブになれる科学的根拠

この記事を読み終えると、あなたもきっと「ネガティブ思考が変わるなら筋トレを始めてみよう!」という気持ちになるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

柔道による膝の大怪我で超ネガティブ思考に

ネガティブ

もともとの私の性格は嬉しい時は喜ぶし、嫌なことがあれば普通に落ち込む。

特にポジティブなわけでもなくザ・普通のひとって感じでした。

私は小さい頃から現在に至るまで武道をしているんですが、転機となったのは25歳の時。

出場した大会で右膝の前十字靭帯を切るという大怪我を負い、選手生命が危ぶまれえる事態になりました。

靭帯を切った時の落ち込みようったらなかったです。

医者から「手術して完全に回復したとしても元の状態の80%のパフォーマンスが出せたらいいほう」と言われ絶望したのをいまでも覚えています。

今までスポーツだけで生きてきた人間だったのに、いきなり私の生活を奪われたような感覚になりました。

何もする気が起きないし、このまま「俺の現役生活は終わっていくのかな」と思うと悲しくなり、誰もいないところで泣いたりしてました。

今思うと完全に病んでいましたね。笑

手術しないで続けるという選択肢もありましたが、続けていれば膝の状態が悪化するだけだし、老後に歩けなくなるかもしれないというリスクは負えない。

「手術して再起をかける!」と心に誓いました。

怪我をするまでの私は、「武道に筋トレはいらない」と謎理論を言い張って、周りは筋トレする中、かたくなに私だけ筋トレせずにずっとサボっていました。

ですが手術後はリハビリをしなければいけないのでそう言ってられません。

今やれることといえば筋トレ。

それならばパワーアップして復帰しようと思い、2019年2月から筋トレを本格的に始めることになりました。

筋トレを始めたことで全てが好転した

ポジティブ

筋トレの知識や経験こそ少しはありましたが、なんせ超がつくほど嫌いだった筋トレを毎日やらなけらばいけない。

最初の頃は正直めちゃくちゃ苦痛でしたが、「絶対にまた動けるようになって復活してやる」という思いだけで筋トレを続けていました。

そうやって苦しいながらに筋トレを続けていると、1ヶ月くらい経った頃からあれだけ毛嫌いしてあた筋トレを嫌だと思わなくなっている自分に気づきました。

さらに嫌いだった筋トレを継続できている自分に自信が生まれ、筋トレ前は全く上がらなかった重量が上がるようになり、モチベーションも向上していきました。

鏡を見れば少しずつ体が変わってきて筋肉がついてきているのがわかるようになり、筋トレをすることが楽しくなっていったんです!

「嫌い」なことを継続によって「好き」に変えれたことは自分にとって大きな自信となり、筋トレは「継続していれば成果は出る。身となり形となるものがある」ということを肌で感じました。

そして「これ他の物事においても継続してればある程度はできるようになるんじゃね?」と思い、あらゆることに対しても前向きに取り組めるようになっていったんです。

怪我をして筋トレに目覚めたことで

なんでもやってやる。俺ならできるマインド

という超ポジティブマインドができあがりました。

余談ですが

そのおかげもあってか2020年、2021年と続けて同じ箇所の靭帯を合計で3回も切りましたが、1回目の怪我で得た超ポジティブ精神で手術を乗り越えてまた復帰、復活を目指して筋トレを継続しています。

実はこの超ポジティブ精神のおかげでブログにも挑戦してみようという気持ちになったんです!

筋トレするとポジティブになる理由

ポジティブ

結論から言うと、一番は自信がつくからです!

なぜなら自信があることで「俺ならやれる!今ある壁も乗り越えられる!」というメンタルになり、筋トレだけでなく他の物事に対しても前向きな感情になるからです。

筋トレするとポジティブになる理由

  • 「継続は力なり」を肌で学べる
  • 成功体験が積み重なる
  • 見た目に自信がつく
  • よく眠れるようになる

以下で詳しく解説していきますね。

継続は力なりを肌で学べる

筋トレは自己効力感を高めて「継続は力なり」を肌で学べる一番の方法です。

自己効力感とは、いろんな物事においても「俺ならできる、やれる」とポジティブに捉えて必要な行動をとれることを言います。

筋トレは継続して取り組んでいれば必ず成果として見た目にも筋力にも現れますが、継続することって楽じゃないですよね。

これは筋トレに限りませんが楽じゃないことを継続していると、続けられている自分に自信が生まれてくるんです。

それに時間こそかかりますが筋トレ初心者のうちは筋肉がつきやすいので成果が出てくると「俺もやればこんなにできるんだ!」という気持ちになります。

実際に私も筋トレを始めた時はベンチプレスのMAX(1回上がる重量)は90kg挙げるので精一杯でした。

しかし継続して取り組んだ結果、半年後には125kgを1回挙げられるまでにMAXの記録を伸ばすことができました。

筋トレを継続することで自分に自信が持てるようになりましたし、他の物事に対しても自己効力感が高まったことで「俺なら継続してやってればなんとかなる」とポジティブに取り組めるようになりました!

このように筋トレは継続して取り組めば必ず結果が現れるので自己効力感を高めてくれます。

千里の道も一歩から

小さな積み重ねが大きな自信となりますよ。

成功体験が積み重なる

筋トレは成功体験を積み重ねることでポジティブ思考になるための最適な役割を果たしてくれます。

なぜなら筋トレは本気で取り組んでいけば、日々成長しているのを実感できるからです。

筋トレを継続すると決めても人間の心は弱いので

「やっぱり今日は仕事で疲れたから休みたいな」

と思う日は必ずあります。

しかしここで誘惑に打ち勝って筋トレができたときは、「よくやった俺!いいぞ!」という達成感に包まれます。

これが成功体験となるんです。

頑張った時は自分を意識的にめちゃくちゃ褒めてください。

他にも一週間前には挙がらなかった重量が今週に入ってから挙がるようになったというのも成功体験ですね。

筋トレの成果自体全てが目に見えてわかりやすいので成功体験となります。

さきほども言いましたが、何かを達成したり成功したりすると自己効力感は高まっていきます。

筋トレはやったぶんだけ見返りがあるので成功体験がどんどん積み重なってポジティブ思考になりやすいんです。

見た目に自信がつく

筋トレをしていけば必ず見た目に自信がついてきます。

なぜなら筋トレは結果が体に現れるので目に見えて変化がわかるからです。

人は得る情報や感覚を、視覚から約8割得ていると言われています。

8割も視覚から情報を得ているので目に見えて見た目や体型が変わればそれだけメンタルに与える影響も大きいんです。

  • 最近お腹が出てきている
  • 腕が細くてもっと筋肉をつけたい

などあなたが見た目に多少なりともコンプレックスを持っていればさらに効果倍増です。

肉体が変化していき、かっこいい体になっていく過程をあなた自身が経験できる。

自分の嫌だったところを逆に好きになれるって最高にポジティブなことじゃないですか?

知っていて欲しいのは筋トレを始めて1ヶ月では見た目にそこまで変化はありません。

しかし3ヶ月、半年と継続すれば確実に体は変わっていきます。

目に見えて成果が出れば自分自身に自信を持つことができるようになるので自己肯定感が爆上がりして筋トレ以外のことにも積極的になれますよ!

睡眠の質が上がる

筋トレしていると睡眠の質が上がるという観点から見てもポジティブに働きます。

「睡眠とポジティブになるのは関係ないでしょ」

と思う方もいるかもしれません。

ですが実は睡眠とメンタルは密接に関係していることが研究でも明らかになっているんです。

睡眠には大きく2つに分けて

  • レム睡眠
  • ノンレム睡眠

があります。

この2つの睡眠が90〜120分ごとに繰り返されて私たちは眠っているんですね。

レム睡眠は、脳は活発に動いているので眠りが浅く、夢を見たりするけど体は眠っている状態。

ノンレム睡眠は、脳も身体も休んでいてぐっすり眠っている状態で成長ホルモンが分泌される特徴があります。

成長ホルモンは実は筋肉や骨の成長だけでなく精神の安定にも関係しているんです。

最近の研究で筋トレをすることでノンレム睡眠の中でもより深い睡眠状態の徐波睡眠が増加するということが示されました。

要するに同じ睡眠時間でも筋トレをしている人の睡眠の方が睡眠の質が高くなるということです。

  1. 筋トレすると睡眠の質が上がる
  2. 身体だけでなく心の疲労が取れて良い健康状態になる
  3. ポジティブに色んなことを前向きに考えられるようになる

という好循環になります!

また他の研究ではしっかりと睡眠時間を確保することでポジティブな感情が増大することも示されています。

カナダのブリティッシュコロンビア大学の研究グループは、33歳~84歳の成人男女1,982人を対象に、睡眠時間が日中の行動にどのように影響するかを調査した。 

睡眠時間が長くなることで、ストレスの多い出来事によるネガティブな影響が軽減され、ポジティブな出来事から受ける感情が増大するという。

引用:保健指導リソースガイド

以上のことから筋トレすれば睡眠の質を上げられるので、それにプラスして睡眠時間を7時間以上確保するとポジティブな感情をより引き出せますよ。

筋トレするとポジティブになるのは科学的な根拠がある

科学的根拠

「筋トレでポジティブになるのはわかったけど、そんなのその人のもともとの性格だったんじゃないの?」

そう思う方もいるかもしれません。

ですが、実は筋トレするとポジティブになるのは科学的な観点からみても正しい結果だったんです!

なぜなら筋トレすることでポジティブな気持ちになる様々な脳内物質などが分泌されるからです。

筋トレでポジティブな思考に作用する脳内物質は以下の5つ

  • 成長ホルモン
  • テストステロン
  • セロトニン
  • ドーパミン
  • ノルアドレナリン

以下で詳しく解説していきます!

成長ホルモン

成長ホルモンは「意欲向上、精神安定」などに効果があります。

寝ている時に分泌されて「身長を伸ばすホルモン」として有名ですが、実は脳に対する作用もあるんです。

成長ホルモンは筋肉の形成や免疫機能の維持などにも関わっているので、子どもから大人まで必要なホルモンです。

成長ホルモンの分泌が少なくなると、

  • イライラしやすくなる
  • 何事にもやる気があまり起きない

などの影響を及ぼします。

筋トレはポジティブな気持ちに作用する成長ホルモンの分泌を促してくれるのでメンタル面を改善することができるんです。

テストステロン

テストステロンは「前向きな思考、気力の充実」などに効果があります。

男性ホルモンの代表がこのテストステロンですが、このホルモンは20代をピークに加齢とともに徐々に減少していきます。

骨格形成や性欲などにも深く関係のあるテストステロン。

テストステロンの分泌が少なくなると

  • やる気や集中力の低下
  • 不安感の抱き、気分が落ち込む

などの影響を及ぼします。

筋トレはポジティブな気持ちに作用するテストステロンの分泌を促してくれるのでメンタル面を改善することができるんです。

セロトニン

セロトニンは「幸福感アップ、精神安定」などに効果があります。

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、3大神経伝達物質の一つでもあります。

うつ病はセロトニンの減少と大きく関係していると考えられており、抗うつ剤としても使われていたりします。

セロトニンの分泌が少なくなると

  • 不安やうつなどの精神不安定
  • 攻撃性が高まる

などの影響を及ぼします。

筋トレはポジティブな気持ちに作用するセロトニンの分泌を促してくれるのでメンタル面を改善することができるんです。

ドーパミン

ドーパミンは「モチベーション向上、幸福感アップ」などに効果があります。

ドーパミンも3大神経伝達物質のひとつでやる気を促したり、セロトニンと同様に幸福感アップの物質でもあります。

そのほかにも運動、学習、達成感、快楽、記憶、理性など私たちが生きる上で必要な、あらゆることに関与しているといわれています。

ドーパミンの分泌が少なくなると

  • 集中力、やる気の低下
  • 物事への関心の薄れからくる無感動

などの影響を及ぼします。

筋トレはポジティブな気持ちに作用するドーパミンの分泌を促してくれるのでメンタル面を改善することができるんです。

ノルアドレナリン

ノルアドレナリンは「意欲向上、集中力向上」などに効果があります。

ノルアドレナリンも3大神経伝達物質のひとつ。

分泌されることで集中力やパフォーマンスを高めてくれる効果があり、セロトニンと同様にうつなどの精神疾患の治療薬としても使われたりしています。

ノルアドレナリンが不足すると

  • 集中力、やる気が低下
  • 無気力・無関心

などの影響を及ぼします。

筋トレはポジティブな気持ちに作用するノルアドレナリンの分泌を促してくれるのでメンタル面を改善することができるんです。

筋トレ社長テストステロン氏のツイートでネガティブを吹き飛ばそう!

あなたは筋トレ社長のテストステロン氏をご存知でしょうか?

筋トレに関する有益な情報だけでなく、人生観や自分らしく生きることの大切さを教えてくれるツイートは見ているだけでポジティブな気持ちになれますよ!

めちゃくちゃいいこと言ってますね。笑

私も落ち込んだ時にはteststerone氏のツイートを見て元気をもらうことがあるので、フォローしておいて損はしないと思います!

またtestosterone氏は色々な本も出版しています。

一番有名なのが「筋トレが最強のソリューションである」という本。

ぜひチェックしてみてください!

まとめ:悩み事があるなら筋トレを始めよう!

以下で今回の記事のポイントをまとめました。

筋トレでポジティブになる理由

  • 継続は力なりを肌で学べる
  • 成功体験が積み重なる
  • 見た目に自信がつく
  • 睡眠の質が上がる
  • ポジティブになるホルモンが体内で分泌される
    • 成長ホルモン
    • テストステロン
    • セロトニン
    • ドーパミン
    • ノルアドレナリン

繰り返しになりますが筋トレでネガティブ思考をポジティブ思考に変えることは可能です。

私自身超ポジティブになれましたし、科学的観点から見ても筋トレは心の健康を手助けしてくれます!

まだ信じていないというあなたも騙されたと思って筋トレを始めてみてください。

継続していれば少しずつですが、きっと体だけでなく心にも変化が現れて良い方向へと向かいます。

筋トレで一人でも多くの人の心が救われますように。

筋トレ ポジティブ

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